良い大学出て、いい人と結婚して、子供産んで育てて、でも仕事は続ける(男の人と同じ仕事量をこなす)。
終身雇用の崩壊で、給料減やリストラされるかもしれない。
なのに転職35歳限界説って。
ほんと生きるって大変ですよね。
今のサラリーマンのままでちゃんとお金が足りるのか心配になり、生活費の他にどんなお金が必要になるかざっくり計算してみました。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
なお、人の人生はそれぞれですので、このページの計算に当てはまらない方もいらっしゃると思います。
「一生にかかるお金 シュミレーション」で検索すれば、無料でシュミレーションツールを提供しているサイト様もありますので、詳しく知りたい方はそちらをご利用されることをおすすめします。
このページでは日本人の平均的なモデル(持ち家、子供2人の4人世帯)で計算してみました。
人生3大支出を把握しよう
人生には住宅資金、老後資金、教育資金の3つの支出があると言われています。
まずこの3大支出がそれぞれいくらになるかを計算した後に生活費も計算してみましょう。
モデル世帯として、夫婦と子供2人の場合で計算していきます。
住宅資金 5000万円
老後資金 3840万円
子供の教育資金 4000万円(子供2人)
では、それぞれの理由について説明していきます。
住宅費用はいくら?
国土交通省の「平成30年度 住宅市場動向調査報告書」よると、
土地を購入した注文住宅新築世帯で平均 3,971 万円、
分譲マンションの取得世帯は平均4,577 万円だったそうです。
住宅ローンを組む方は多く、注文住宅(新築)取得世帯が 79.9%、分譲マンション取得世帯が68.1%となっています。
住宅の建築にあたって土地を購入した世帯について、住宅建築資金と土地購入資金をあわせた購入資金の総額をみると、全国平均は 3,971 万円。
このうち自己資金はそれぞれ 1,237 万円、自己資金比率はそれぞれ 31.2%となっています。
次に返済期間ですが、分譲戸建住宅の借入金の平均返済期間は約 33 年です。
2800万円を33年間、固定金利1.5%で返済していく場合、支払額は3,552 万円万円となりました。(月々9万円の返済です。)
750万円程度を利息として支払うことになります。
つまり、頭金と合わせて住宅購入にかかる費用は総額4750万円程度となります。
さらに将来的に水回りのリフォーム費用として250万円ほどかかるとして、持ち家に必要な総額は5000万円と考えることができます。
老後資金はいくらか必要か?
夫婦2人で平均寿命まで生きた場合、老後必要なお金は約8466万円です。
そこから年金で受給する4626万円を引いた3840万円を最低限必要な老後資金とします。
子供の教育資金はいくら必要か?
今回は子供2人の場合として計算していきます。
文部科学省の「平成30年 子供の学費調査」によると、大学までオール公立で進学すると、約1000万円
オール私立の場合は約2500万円です。
教育費は塾代も何教科受けるか、勉強以外の習いごとをするか、大学生になったら一人暮らしするか、奨学金を借りるかにもよるので正直予測しづらい項目です。
自分の場合はオール公立だったものの、中学1年生から塾に通い、大学生の頃は一人暮らしで仕送りをもらっていました。
オール私立よりは低いと思いますが、絶対1000万円じゃ足りないのと大学院まで進学する可能性も考えて、1人2000万円くらい用意すれば安心かと思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
これらは生活費の他に必要になるお金なので、今の年間の貯蓄ペースを考えるとかなり厳しいと私は思いました。
最低限、夫婦ともにフルタイムで働くことは必須ですね。
お互い頑張っていきましょう!