終身雇用が崩壊して派遣さんも正社員もリストラに怯える日本。
でも気を取り直して「まずは現状把握から始めよう。自分の市場価値ってどうなっているの?」と思ったあなたに絶対読んで欲しい一冊!
ここでは「今の仕事を辞めたいけど、違う仕事が出来るかと言われると出来ない。」「なんだかんだ正社員だし。給料はそんなに悪くないし、人間関係も良いし、転職ってリスクあるし、、、。」とぐずぐず悩んでいる私が読んで感じたことを挙げます。
刺さる言葉のオンパレード
自分に「ラベル」を貼り、コモディティから脱出せよ
本書より引用
薄々気づいてはいましたが、今の私に貼れるラベルって全然無いんです。じゃあ貼れそうなラベルは何なのか、どんなラベルを貼った人間になりたいのか。ずっと考えてる。
私は優秀な人間じゃないので、一点豪華主義は無理。
例えばプレゼンスキルで1万人に1人のレベルまで到達するのは、まずできる気がしない。
でも複数のスキルで100人に1人の人間にはなれると思う。
「転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方」で学んだ通り、掛け算で出来たラベルを貼りたい。
仕事柄、特許出願と特許調査はできる。プレゼンスキルは育成中。プログラミングスキルも育成中(テックキャンプ で一通りは勉強を終えたくらい)。あとはこのブログでライディングスキルを育成中。
いや、育成中ばっかりやん。
今の自分のまま歳をとりたくない
会社を見るな、市場を見て仕事をしろ
本書より引用
私は入社6年目だけれど、自分の市場価値はここ数年上がった気がしない。
だから、いま転職すると、お給料が下がることは自分でわかる。
でも会社で疲れ切った上司を見て、ああはなりたくないと心底思う。
上司は若い時かなり大きな成果を上げているのに、行き着いた先はザ・中間管理職で、どうやったら自部署が生き残れるかの話ばかりしてる。良い製品、サービスを提供するための話は全然しない。完全に手段の目的化が起こっている。
同期が集まれば仕事の愚痴か、投資か、家族の話ばかり。
「定年延長するらしいね。65歳まで働くとか無理〜」
「ボーナスめっちゃ減ったよね。うちの会社大丈夫かな?」
「インデックス投資始めたんだ」
愚痴を言いたくなる日だってあるし、投資は大事だし、家族の話も聞きたい。それが駄目なんじゃない。
でも、
8時間/日×200日=1600時間
も毎年時間を費やしている、まさに人生を賭けている仕事に関する話題がネガティブな物しかないなんて。
君が乗っている船は、そもそも社長や先代がゼロから作った船なんだ。他の誰かが作った船に後から乗り込んでおきながら、文句を言うのは筋違いなんだよ
本書より引用
うん、そうですよね。薄々気付いていました。文句言える立場じゃありません。
でもこのままじゃ自分が嫌だ。
健康な身体で生まれてきて、戦争もない、餓死する確率ほぼ0%のこの時代の日本で生活出来ている時点で、もうめっちゃ神様に愛された人生のはずなのに。
よし、転職出来る自分になろう。
このブログでは、本の紹介と、本の影響を受けていまきわが行動した結果も報告していきます。
どうぞよろしくお願いします。