こんな方に向けて書きました。
本記事で以下のようなことがわかります。
- サラリーマンは副業してもいいのか?
- 副業禁止企業で副業するリスク
- 副業禁止企業で働いていても、副業の勉強は始めるべき理由
では早速見ていきましょう。
サラリーマンは副業していいのか?
2018年に政府はモデル就業規則を改定し、「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」としていた規定を削除しました。
そして、「勤務時間外」に「本業に悪影響を及ぼさない範囲」で、副業を認めるよう企業に促しています。
なので法律上は問題なし、でも認めるかどうかは企業の判断に委ねられている、という状況です。
マイナビが行った調査「働き方、副業・兼業に関するレポート(2020年)」では、現在、副業・兼業を認めている企業は全体で49.6%で、年々増加傾向にあるそうです。
まだ副業を認めている企業は多いものの、世の中の流れは副業容認の方向に進んでいます。
ちなみに公務員の副業は認められていませんので、公務員を転職の候補として考えていらっしゃる方は注意が必要です。
副業禁止企業で副業するリスク
では、副業禁止企業に勤めるサラリーマンはどうしたらいいのでしょうか?
副業禁止企業に勤めていても確定申告して住民税を自分で納めればバレないし、法律で禁止されているわけでもないから、副業を始めるべき!という意見のインフルエンサーはとても多いです。
もちろんそれで上手くやっている人はいいと思いますが、私は副業禁止企業では副業で稼ぐことはおすすめしません。
副業を始めたばかりの頃は最低限の生活費を稼げないのに、生活を支える本業を失うリスクを負うなんて、割りに合わないからです。
人事部としては、会社の意向に従わなかったとして解雇する大義名分ができるんです。
なので、どうしても今すぐ副業を始めたいのであれば、転職を視野に入れることをおすすめします。
「バレたらどうしよう、、、」と不安を抱えながら副業するより、副業解禁した企業への転職活動も視野にいれたほうが、エネルギーを全力で本業と副業に向けることができるはずです。
収益0でも副業準備を進めておくメリット
副業解禁した企業に転職をおすすめと言いましたが、なかなか難しい方もいらっしゃいますよね。
転職で本業の年収が大幅ダウンしたり、お子さんがいらっしゃる方は学校はどうするのかなど、新たな課題が出てきてしまいます。
そんな方におすすめするのが、収益0でも稼ぐための準備を進めることです。
私のようなサラリーマンは平日は本業の仕事があります。本来はのんびりしたい休日に、Uber eatsやアルバイトのような低賃金でスキルもつかない(昇給もない)副業を続けるって辛過ぎますよね。
なのでスキルをつけて、長期的に大きく稼げる副業を選択するべきです。
でも、本業で身に付けた知識とスキルをそのまま競合企業で使うことができないのは先にご説明した通りです。
なので、まずは稼げるまでにスキルを身に付ける準備が必要です。
副業の代表格としてよく挙げられるプログラミングも、アフィリエイトも、勉強を始めて翌月に本業と同等以上に稼ぐことはまず不可能です。
だから準備を進め、本業の企業が副業を解禁するタイミングで本格的に活動を開始することをおすすめします。
また今の会社が副業を解禁しなくても、勉強してある程度稼ぐためのスキルが身についたら、そこから副業を認める企業に転職してもいいと思います。
いますぐ動き始める理由
ここまで読んでいただいた方は「すぐ稼げないのに勉強だけ始めたくない」と思かたがほとんどでしょう。
でも、ライバルも同じことを考えていますよ。
潜在的に副業を希望する人は正社員の40%に上ると言われています。
私は一部上場企業勤務なので、同僚は旧帝大、もしくは有名私立大学の卒業者ばかりです。
一緒に仕事していて思いますが、彼らはとても頭がよく、努力家です。
仕事ができることと学歴が高いことは関係ないという人がいますが、私はある程度の相関はあると感じます。
その仕事ができる彼らは”優等生”なので今の仕事を失うリスクを考え、会社が解禁するのを待っている人が多いです。しかし、解禁されたら一気に私達凡人を追い抜いていきます。
つまり副業解禁を待つということは①スキルアップのチャンスを先送りにする②自分が参入する時には競合が増えている、というリスクを受け入れるということになります。
だから、いますぐ勉強を始めていただきたいです。
最後に
いかがだったでしょうか?
私もまだこのブログで全然稼げていないので、折れそうな自分に向けて書いています(笑)
一緒に頑張っていきましょう。